|
羽咋市の農業は、能登随一と言われる穀倉地帯の邑知平野を中心に古来より、稲作を主体に盛んに行われてきました。
近年は、大区画のほ場が多くなり、省力化が一段と進みましたが、一方では農業従事者の高齢化と後継者不足により、農道、水路などの適切な保全管理が困難となりつつあります。
平成19年度から始まった農地・水・環境保全向上対策事業は、農業生産基盤の保全管理により、集落機能が維持されるなど画期的なものであります。
羽咋市においては、水土里ネット邑知潟が市内全域を対象に取り組んできており、これまでにたいへん大きな成果が上がってきております。
平成22年度からは個別所得補償モデル事業が導入されるなど、農政が新しい段階を迎えつつある中、水路や農道などの農業生産基盤を常に維持していくことが求められます。
今後とも、この制度が引き続き実施され、地域農業の進展に寄与されんことを願っております。
|
|
|